富士山に設置されたことで話題になったバイオトイレ。
45日間、約8,000人もの登山客がバイオトイレを使用したにも関わらず、臭いがなく快適だったという感想が寄せられたのです。
バイオトイレとは、これまで一般的だった水洗トイレとは違い、水で流さずに微生物の力で排泄物を処理するトイレのことをいいます。
最先端の技術を使ったトイレだということはなんとなくわかりますが、一体どんな仕組みなのか、何故臭いが気にならないのかなど、バイオトイレについて探っていきましょう。
目次
バイオトイレの仕組み
バイオトイレは、便座の下の便槽内におがくずが入っていて、そこに糞尿が吸収されます。
そして、使用後にボタンを押すと電動式スクリューでかくはんされて微生物によって水と二酸化炭素に分解するという仕組みになっています。
おがくずはヒーターによって微生物が最も活発に働く55℃前後に保たれていて、換気の設備も備えているので臭いはほとんど発生しません。
さらに、おがくずは1年に数回交換するだけでよく、交換したおがくずは有機肥料として使うことができます。
何故バイオトイレは臭わないのか
バイオトイレと汲み取り式のトイレの違いが分かりにくいかもしれませんが、汲み取り式は糞尿が同じところで混ざっているトイレ、バイオトイレは糞尿を別々に処理しているトイレと考えてみてください。トイレが臭くなるのは、糞尿が同じところにあるからだといわれています
バイオトイレに使われているおがくずは、80~90%が空気といわれるほど空隙率が高いものです。
電動式スクリューでかくはんすると、尿はおがくずのすき間で、糞はおがくずの表面で処理され、有機成分が空気中の細菌によって無臭のまま分解されます。
つまり、糞と尿を別々に処理しているため臭わないというわけです。
バイオトイレのメリット
バイオトイレは水を必要としないトイレなので、たとえば下水道が通っていない山岳地帯や、災害時に水道が使えないときなどに活躍してくれます。
また、寝たきりの人のベッドの近くに置いておけば、トイレまで移動しなくても済むので介護の現場でも期待されています。
それだけでなく、バイオトイレで使い終わったおがくずは有機肥料として再利用できるので、資源の有効活用ができるようになるのもメリットの一つです。
バイオトイレを使うことができるようになるには、いろいろな条件をクリアしなければいけないそうですが海外からの注目も高まっています。
この先、さまざまな場面で出会うことになるはずと思うと、今後の日本のトイレ事情が楽しみですね。
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