トイレは毎日使うものだからこそ、もしものときのトラブルには迅速に対応したいところです。トイレの水が止まらなくなってしまった経験がある方もいることでしょう。
水が止まらないとなると焦ってしまいますし、一体何が原因で止まらなくなっているのかすぐには分かりませんよね。そこで、トイレの水が止まらないときにできる5つの裏技についてご紹介していきます。頭の中に入れておくことで、万が一のときにも落ち着いて対応できるようになりますよ。
目次
1位は「便器の中でチョロチョロぐらいの水が流れ続けた」!
「トイレの水が止まらなかったときの症状は何でしたか?」というテーマで、トイレの水が止まらなくなった経験がある方にアンケート調査を行いました。
最も多かったのが「便器の中でチョロチョロぐらいの水が流れ続けた」で40%という結果になりました。
「延々少しの水が流れっぱなしになり焦りました。」「トイレで流したあと、ずっと流れる音が止まらなかった。少しずつだったけど止まらず、大家さんを呼びました。」「流れ続けた量がそれほど多くなかったので放っておいたのですが、水道代が高くなっていたので修理しました。」という声がありました。
少しずつの場合は緊急性を感じることが少ないかもしれませんが、やはりずっと止まらないと気になるものです。
次いで「タンクの中で給水が止まらなくなった」(20%)「便器の中で大量の水が流れ続けた」(19%)「手洗い管から水が止まらなかった」(18%)と、タンク・便器の中・手洗い管とそれぞれの場所で水が止まらない経験をした方がいることが分かりました。
「いつまでも止まらなくてついにはタンクから溢れ出した。」「トイレを済ませて水を流したらそのまま止まらず、ずっと流れ続けて困りました。」「細い線を描く程度の水がずっと出ている状態で、水道代が高くなり落ち着かなかった。」といった声が挙がっており、原因がよく分からないまま水が出続ける症状に困り果てた方も多いようです。
トイレでずっと水が出続けてしまうと、周りへの被害や水道代、修理できるのかどうかが分からなくて焦るかと思いますが、すぐに対処できる方法を知っておくことで、そういった不安を少しでも和らげることができると思います。
トイレの水を止めるための3つの裏技
裏技①止水栓を閉める
トイレの水が止まらなくなった!と気付いたときは、一刻も早く止水栓を閉めてください。
とは言え、止水栓ってどこ?と思う方も多いと思います。通常、トイレの管は壁から出ているか床から出ているかのどちらかで、その途中に止水栓があります。ここをひねって、水が流れ続けるのを止めましょう。
止水栓を閉めたときに、便器内への水の流れが止まるか、タンク内の水がしばらく出続けるかを確認しておくと原因がどこにあるかを解明しやすくなります。
裏技②止水栓を調整する(古いロータンクのやり方)
止水栓を閉めるまでに何回レバーを回したかによって、最適な水量が分かるようになります。しかし、焦って止めたため、回数まで覚えていないということもあると思います。そのような場合は、給水にかかる時間を計ると水量を調整することができます。
まずは、一旦水が止まったのを確認してから止水栓を開き、洗浄の大を回してタンク内へ給水がどれくらいで完了するのかを測ってみてください。この時間が1分半から2分であれば止水栓の調整はできていると言えます。1分半より短い場合は開きすぎ、2分よりも長くかかる場合は閉めすぎなので、適した時間内になるように微調整を行ってください。
裏技③止水栓を調整する(新しいタンクのやり方)
トイレの止水栓を閉じたら、タンクのフタを開けてボールタップを押し下げてください。こうすることで、給水される状態になります。手洗い器つきの場合は、接続ホースから水が溢れ出ることがあるので、ホースの先はタンク内に向けておくようにしましょう。
ボールタップを押し下げたままの状態で、止水栓をゆっくり開いていくと、タンク内に給水が始まります。このとき、注目してほしいのはタンク内の水面です。オーバーフロー管よりも1㎝以上上がらないくらいで水位が保たれるように止水栓を微調整してください。
調整後はボールタップから手を離し、水位が安定しているか確認しましょう。「-WL-」マークがある場合はその位置を目安としてください。表示がない場合は、オーバーフロー管からの水位は2~3cm下が適切となります。
トイレで水を止められなかったときの2つの裏技
裏技④元栓を閉める
今すぐ水を止めたいのに、止水栓が見つからないというときは、元栓を閉めてしまいましょう。ただし、元栓を閉めることで家中の水が止まることになるので、家の中に人がいる場合は必ず一声かけてから行うようにしましょう。
裏技⑤元栓を開け閉めする
水道の元栓は、戸建てだと水道メーターの近く、マンションや賃貸の場合は玄関横メーターボックスの中にあります。引っ越した際は、もしものときに備えて、元栓の位置を見ておくと焦らずに済みます。これらはどれも、右回しで閉まり、左回しで開きます。
完全に水を止めるには、しっかり回さないといけないのでパルプが固くなったか、よく確認しましょう。メーターボックスを開けると、水道メーターと並んでハンドルがあるので、それを回して水を止めましょう。
普段触らない場所だからこそ、固くなって回らないことがあるので、ペンチなどを持って作業すると早く栓を閉めることができます。稀にメーターボックス内に止水栓がない場合がありますが、そのときは丸い鉄のフタが近くにないか探してください。この場合は止水栓キーが必要となります。水栓修理用のスパナについていないか確認してみましょう。
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まとめ
実際に水がいつまでも止まらず、溢れそうなときはかなり焦ってしまいます。ですが、一旦冷静になって止水栓を探すところからスタートしてください。また、どうしても見つけることができないという場合は元栓を閉めてしまうのがベストです。これらは普段から確認しておくことで、万が一のときに早急に対応できるようになります。
水を止めることができたら、落ち着いてどこに原因があるか探ってみましょう。分からないときや不安があるときは水道屋さんに依頼するのも一つの手です。何時間も水が流れ続けているといったことにならないように、今回ご紹介した5つの裏技はぜひ覚えて、トイレのトラブルに遭ったときの応急処置として活かしてください。
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