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キッチンは家の中心
「衣・食・住」のどれかひとつ欠けても、私たちの安心で安全な暮らしは成り立ちません。「食」に関しては、時代と共にいろいろな問題が起き、その度にあれこれ議論されています。
「食」と「住」は密接に関係しています。その家で一番明るく、気持ちの良い場所にキッチンを作ると、家族が食事の時以外にも集まり、顔を合わせて話をすることが多くなるので、仲の良い家族作りに役立つといわれます。愛情のこもった料理は、家族のおなかと心を優しく満たします。
このように日々大活躍のキッチンですが、頻繁に使われるだけに、いろいろと困ったことも起こります。困りごととして多いのは、収納スペースが足りない、掃除が大変、使いにくい、などが挙げられます。
問題を解消するには、収納スペースを増やすとか、物を減らすなどといった時間をかけられる場合と、待ったなしの急な対応を迫られる場合があります。
急な対応を迫られる場合として、キッチンの蛇口やパイプから水漏れが起きたり、排水口がつまって水が流れない、といった水にまつわるトラブルが挙げられます。
水が使えないと、当然のこととして料理も作れなくなり、家で食事ができなくなります。
また、排水口から嫌な臭いがする、などといったトラブルがあります。
嫌な臭いのするところで料理をしたり、食事をするのは決して気持ちの良いものではありません。
すぐにでも解決したいと思うものです。
他にも、排水口に大事な指輪やネックレスをうっかり落としてしまって、取り出せなくて困った、というトラブルもあります。
使用頻度の高い蛇口の水漏れ
キッチンの蛇口は、使用頻度の高い場所です。食事を作る際には水道代節約のため、細かく操作することもあるでしょう。日常的に使われているため、どうしても消耗の激しい場所でもあります。水漏れの問題が起こってしまうと、日常生活にも大きく影響が出てきます。
蛇口付近の水漏れには、いろいろな原因があります。その原因に合わせた修理方法を考える必要がありますが、部品には消耗品が使われていることを忘れてはいけません。蛇口にはゴムで作られたパッキンが使われています。このパッキンは時間とともに消耗していきますし、使用頻度の高い場所では劣化の進み具合も激しいため、定期的に交換しなければ水漏れの原因となります。ゴムは水に触れているだけでも劣化が進む素材ではありますが、水圧を抑えて水漏れするのを防ぐだけではなく、細かな部品のすき間も埋めてくれるため重宝されています。毎日の生活の中で問題を起こさないようにするためにも、交換時期を確認するようにしましょう。
パッキンではなく、カートリッジを付け替えなければいけないタイプもあります。混合水栓などが挙げられますが、交換の際は必ず同じものを選ぶようにしましょう。違うメーカーのものでは合わないことがほとんどであるため、要注意です。
また、消耗品の交換ではなくナットなどを閉め直すだけで直る場合もあります。その際は、どこから漏れてきているのか確認しながら修理する必要があります。締め付ける場合には、きつくなりすぎないように適度な力で行うことが重要です。
修理は止水栓を閉めて安全の確認から
キッチンの蛇口から水漏れが起きてしまう原因として、消耗品だけではなく、本体の老朽化の場合もあります。金属パーツ同士も使っているうちにだんだんと摩耗が進み、すき間ができてしまうのです。パーツの寿命ともいえますが、10年近く使っていると各部品の摩耗も進むため、本体ごと交換が必要となります。
交換する場合には、水を止めてから作業します。その際は、必ず止水栓を閉めるようにしましょう。止水栓の位置は住居によって違いがあり、同じではありませんが、シンク下の収納庫になっている部分に取り付けられていることが多くなります。見つからない場合には、元栓自体を閉めてしまえば同じように水の流れを遮断できますが、家庭内のすべての水が止まってしまうため注意が必要です。
止水栓を閉める際に、道具が必要な場合があります。マイナスドライバーなど身近な道具で簡単に操作できます。しかし、水道の水の中に含まれるミネラル分が流れ出したことで固着している場合もあるため、注意しながら行いましょう。このときに無理に動かすと破損してしまい、別途修理代金が発生する恐れがありますので、無理せず元栓を閉めた方が安全です。
止水栓を閉める理由は、水道にかかる水圧を止めるためであり、安全に作業するために必ずしなければいけない作業です。水圧がかかったままでは、部品を外した段階で水が噴き出しますし、細かな部品が飛んでくるケースもあるため、安全に作業ができません。消耗品の交換をするときにも、作業の順番を守るのが大切です。
キッチンの蛇口からの水漏れ原因
蛇口をひねっていないのに、水がぽたぽた漏れていたりしないですか?これは台所の水漏れの中で一番よくあるケースです。
原因はハンドルの下にあるコマパッキングと呼ばれる部分が劣化してしまったからです。ぽたぽた漏れていたらコマパッキングを交換しましょう。
コマパッキングの取り出し方法
工具を使用する際、ナットが傷ついてしまうので当て布を使うといいでしょう。
ナットが外れたら、蛇口のハンドルを左にどんどん回していき、スピンドルごと外してしまいましょう。
スピンドルとは水栓を開閉するコマと呼ばれる部品の操作を行う部分です。
ハンドルを外すと中にコマパッキングが見えます。これをピンセットや割箸等を使ってつまみ出しましょう。
取り出せたら次にパッキングの交換です。
コマパッキングの交換方法
【手順1】コマの長い棒をペンチなどでしっかりと固定して、先に付いているナットを外しましょう。
【手順2】続いて古いパッキングを外して、新しいパッキングをはめていきます。
【手順3】外したナットを締めなおし、スピンドルの下にコマを入れて蛇口にはめ込みましょう。
【手順4】ハンドル下のナットを再び当て布を使って締め、止水栓を開いたら作業完了です。ハ
また、家庭用パッキングのサイズはすべて共通で、耐用年数は3~4年となっています。最近では、節水式のコマもありますので交換するのなら検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、今回は単水栓と呼ばれる一般的な家庭で多く使用されている種類の水栓を説明しましたが、水道の蛇口は他にもあります。
例えば、シングルレバー水栓、ツーハンドル水栓、サーモスタット混合栓などがあります。この中でサーモスタット混合栓は内部が複雑なので、素人による修理が難しいものです。もしトラブルがあったら無理せずにプロに任せましょう。
手に負えない排水溝のトラブルはプロの業者に依頼するのが一番
シンク下の水漏れの原因
まずは漏れている場所を探さなければいけません。水を流しながら観察し、漏れている箇所を探してみましょう。
場所が分かったら補修作業の開始です。
簡易的ですが、ジャバラホースも排水パイプも手っ取り早く応急処置したい場合は、融着テープでグルグル巻きにしてあげればすぐに終わります。
その際テープを巻く前に、水滴をきれいにふき取ってから巻き始めましょう。
排水パイプの場合は、ナット接続部で水漏れしていることが多いので、ナットが隠れるくらいぐるぐる巻いてください。
ジャバラホースの場合は、もともとがデコボコしていますので、融着テープの上から更にビニールテープを巻いてもいいかもしれません。
また、確実に直したい場合、ジャバラホースの場合は「ホースの交換」、排水パイプの場合は「パッキンを交換」することが必要になります。
ジャバラホースを交換する時は、新しいホースを買ってくることになりますが、その際、注意しなければいけないことは、必ず径が同じものを買いましょう!
買いに行くときに古いものを外して持参すると分かりやすいと思います。新しいホースを買ったら、古いホースと長さもあわせましょう。
【手順2】排水プレートの両面にテープを張っていきます。ぴったり床に密着するように5~6箇所両面テープを張っていきましょう。
【手順3】新しいジャバラホースに排水プレートを取り付けていきます。
【手順4】次に防臭エンドを取り付けます。ホースを配水管に差し込むときには、しっかりと差し込むようにしましょう。 ※ここをきちんとやっておかないとまた水漏れが起こってしまいます。
【手順5】排水ホースを元の位置に取り付けます。しっかりと締まるように工具を使うといいでしょう。排水プレートとホースの隙間を、充てん剤で埋め込んだら交換完了です。
排水パイプのパッキンの交換には工具が必要となります。ウォーターポンププライヤーを用意しましょう。袋ナットを2箇所外して、パイプ内を掃除してから新しいパッキンと交換しましょう。
困ったときには業者に相談することも
蛇口から水漏れしてしまっている場合には、自分で修理できる範囲もあるものの、我流で行ったために状態が改善しないケースや、被害範囲が広がってしまうケースもあります。いろいろな機能がついている設備の場合は、修理が簡単にできないことも多々あります。
部品の交換が簡単にできるような場合でも、部品がどこでも手に入るとは限りません。さまざまな部品がホームセンターでも扱われるようになったため修理できるケースは増えていますが、同じものの在庫がなければ対応はできません。修理に必要な工具も常備していなければ、対応が難しくなるでしょう。
修理という面では、専門業者に依頼してしまう方法もおすすめです。
専門業者に依頼すると道具や部品などを用意する必要もありませんし、確実に直してくれるという面では、もっとも早い解決方法です。費用はかかりますが、自分で時間を割き、道具などをそろえていくのを考えたうえで比較してみると、確実に直してくれる専門業者に依頼する方が手軽でしょう。
蛇口の故障には、水が噴き出すような故障が起きてしまうケースも少なくありません。このような場合、緊急を要します。そのようなときでも、年中無休で24時間対応のところも増えてきているため、事前にそのような業者を確認しておけば、早めの対応が可能となるでしょう。自分の家が対応エリアに入っているかどうかも事前に確認しておけば、故障してしまったときに慌てなくて済みます。
専門業者へ依頼すれば、アフターケアも依頼できます。毎日欠かさず使うようなキッチンの場合は、今後のことも考えて確実に修理する選択として、業者へ依頼する方法も考えておくと良いです。
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