トイレが異常に臭う場合、トラブルの場合もありますが大抵はトイレの掃除不足です。徹底的に掃除をするのなら、止水栓を止め、水を抜いてからお掃除しましょう。
必要な道具は耐水ペーパーと呼ばれる紙やすりが重宝します。トイレの陶器に使用する場合は、なるべく目が小さいもの、目安としては800番以上のものを使用することをおすすめします。
トイレ掃除に必要な道具としては、例えば「ゴム手袋、雑巾、隙間を掃除する際に使用する棒きれ、トイレブラシ、トイレ用洗剤などですね。
普段からこまめに清掃していればこれだけで便器の掃除は十分です。
便器の汚れがすでに頑固レベルに達している場合は、もう少し念入りに掃除をします。
まず止水栓を止め、水を抜いたら便器内部にトイレットペーパーを敷き詰めて、その上からトイレ用洗剤を撒いていきます。
30分ほど放置した後、トイレットペーパーをゴミ袋に捨て、浮いて落ちやすくなった汚れをブラシで擦りましょう。
それでも落ちない汚れには紙やすりの出番です。目の細かい800番以上のものを使用して、ゆっくり擦っていきましょう。力任せに擦ると陶器が傷ついてしまうので注意してください。
便器内部ではないですが、手洗い場が付いているトイレは、手洗い部分も水垢がたまって汚れが出てきてしまいます。便器と同様に800番以上の紙やすりを使用してゆっくり擦りましょう。紙やすりにトイレ用洗剤をつけて擦ると更に効果的です。
さらに便器の中で意外と見落としがちな部分がふち裏です。普段からブラシを使って掃除をしているつもりでも、実は落としきれていない場合が多いものです。
この部分の掃除はゴム手袋をはめて、雑巾に直接洗剤をつけて拭き掃除をしましょう。それでも落ちない場合は漂白剤など少し強い洗剤を使用します。
便器とフタの間の隙間は、細い棒にウェットティッシュや、濡れた布に洗剤をつけたものを巻きつけて掃除していきます。洗剤を付けて掃除した部分には、仕上げにぬれ雑巾でふきあげることを忘れないようにしましょう。
便器が終わったら床、壁、扉を掃除していきます。とくに床は尿が大量に飛び散っている部分ですので、洗剤を使用してしっかり拭き上げていきましょう。
また、トイレが狭い場合は壁や扉にも飛んでいるので同様に掃除してあげましょう。
掃除の最後に配水管も覗いてみてください。配水管に付いた緑色のサビ。これをホームセンターなどで販売している「サビとり」と「ブラシ」を駆使してきれいにしてしまいましょう。
あまり目に付かないところなので埃などもたまっているため、まずは雑巾で埃をふき取ってからサビ取りを使用してください。サビが取れたら今度はサビが付きづらくなるように、最後に潤滑油をスプレーして作業終了です。
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