秋も深まり、これからますます寒い冬がやってきますね。
夏場はシャワーで済ませることも多かったお風呂も、寒い冬はやはり毎日湯船に浸かりたくなるものです。
そこで気になってくるのが光熱費。寒い時期はどうしてもガス代や電気代がかさみがちですよね。
今回は、お風呂まわりの節約に役立つプチ情報をお届けします。
目次
自動保温と追い炊き、どちらがお得?
家族全員が間をあけずに入浴できれば一番節約になるのはもちろんですが、例えば小さなお子さんと、平日の仕事帰りのパパとでは、どうしてもお風呂に入る時間帯がずれてしまうもの。そのような場合には自動保温機能を使って保温しておくか、入る時に追い炊きするかだと思いますが、どちらの方が節約できるのか気になるところですよね。
一体、どちらがお得なのでしょうか?
1時間未満なら自動保温、それ以上なら追い炊きがお得!
「自動保温」と言うと湯温を保つための特別な機能のような印象を受けますが、実はお風呂の自動保温機能というのは、設定した温度を保つために自動で細かく追い炊きする機能のことを言います。
手動で追い炊きする場合との違いは、沸かし直し始める時のお湯の温度の差になります。
温度が少し下がったら設定温度まで温めなおす機能のため、一度かなり温度が下がった状態から追い炊きする場合と比べ、少量のガスで温められます。
ただし、その細かい追い炊きが何度も繰り返されることになると、一度の追い炊きよりもガス代がかさんでしまうことになります。
つまり、次にお風呂を使うまでの時間が短い場合は自動保温、間が空く場合は追い炊きがお得ということになります。
そのボーダーは、およそ「1時間」を目安にするのが良いでしょう。
次の人が入るまで1時間以上間が空いてしまいそうな場合には自動保温機能をオフにして、次に使うタイミングで追い炊きする方がガス代を節約できます。
給湯パネルのつけっぱなしは×?
ガス給湯器の節約で見落としがちなのが、お風呂やキッチンのお湯の温度を調節する「給湯パネル」です。
使っていない時でもついつけっぱなしにしているというご家庭も多いのではないでしょうか。
実は、給湯パネルはAV機器以上に待機電力が大きく、家庭で最も待機電力を消費する機器だと言われています。
年間の消費電力は23kw、電気代にして年間で約500円かかってしまうのです。
ガス機器のはずなのに、つけっぱなしにしていると電気代がかさむ原因になってしまうので注意が必要です。
使わないときにはスイッチをオフにする習慣をつけると良いでしょう。
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