水洗トイレの水を流すレバーやボタンには、水量によって「大」と「小」があります。
女性の場合、小の時にもトイレットペーパーを使用するため大レバーしか使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
男性でも、小レバーできちんと流すことができるのか不安に感じて常に大レバーを使用しているという方も一定数いらっしゃるようです。
使わない方も多いと思われる小レバーですが、上手に使えば節水に役立てることができます。
今回はトイレの小レバーに注目してみましょう。
目次
小レバーには2種類ある
本来、大レバーは大便用洗浄、小レバーは小便用洗浄として使用するように作られたものです。とは言え、「女性の小は小レバーでは流せない」という認識をお持ちの方も多いのではないかと思われます。と言うのも旧来の小レバーは、ひねっている間だけ水が流れる仕組みの「ホールドタイプ」が主流で、このタイプの小レバーの水量ではトイレットペーパーを流すことができず、女性は小の時にも大レバーを使用する必要がありました。最近の小レバーの主流は、ひねった瞬間に水が流れ、その後レバーが軽い感触に変わる「ノンホールドタイプ」と呼ばれるものです。
このタイプであれば、女性の小でも問題なく流すことができます。
ノンホールドタイプの小レバーが付いた便器は今から30年ほど前には既に登場しており、最近の便器にはほぼノンホールドタイプの小レバーが付いています。
しかし便器の寿命はかなり長く、ホールドタイプの小レバーが付いた30~40年前の便器も未だ使われていることが多いため、「女性の小は小レバーでは流せない」という認識が根強く残っているようです。
大レバーと小レバーの水量の差は1回約2リットル?
1回のトイレ洗浄に使用する水量は、メーカーや機種、節水タイプであるかどうかなどにより異なりますが、一般的な便器の場合、大レバー使用時は8リットル程度、小レバー使用時は6リットル程度の水が流れます。
「思ったより多いな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、トイレの水の役割は、排泄物を便器から流し出すだけではありません。
配管に落ちてから平均10メートル以上流せなければならないという評価基準が設けられているため、どうしてもある程度大量な水が必要となるのです。
もちろん、大の場合の方がより多くの水が必要となり、大レバーと小レバーでは使用水量に2リットルも差が出ることになります。
大レバーと小レバーを使い分けて節水を
2002年に東京都水道局が行った調査によると、一般家庭での水道水の使用量が最も多いのはトイレで、家庭内で使われる水量の約28%がトイレでの使用だということがわかっています。
その後、風呂24%、炊事23%、洗濯17%と続きます。
風呂よりもトイレの方が多いのは意外な気もしますが、家族全員が一日に何度も使用するため、自然と多くの水量を消費していると言えるでしょう。
環境への影響や水道代を節約することを考えて、小レバーで問題ない場合には小レバーを使うよう心がけたいものです。
故障などがない場合は、男性なら基本的に小の時は常に小レバーで問題ありません。
女性の場合は、ノンホールドタイプの小レバーが付いた便器であればトイレットペーパーも流せるという認識を持つようにしましょう。
また、トイレ掃除をした後に洗剤を流す場合なども、小レバーで十分流しきれます。
小レバーと大レバーを必要に応じて使い分けて、賢くトイレの節水を目指しましょう。
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