ウォシュレットの利用率がどれぐらいかご存知でしょうか?
ウォシュレット派は全体で67.7%だそうです。
あなたは使う派ですか?使わない派ですか?
数年前、友人との会話のなかでウォシュレットの話題になり、使うか使わないかで意見が一致したことがありました。
なんと!「実は最近ウォシュレットデビューしたんだよね〜」という部分で。
日々トイレには絶やすこと無くお世話になっていて、ウォシュレットの存在は日増しに大きくなる。そんななか、エイヤーとデビューするまでには十分な心の準備が必要だったようです。
今では何の躊躇もなく使っていますが、何となく怖い、、、もしかして不衛生なのでは、、、などなど、詳しく知らないから不安なことって、これに限らずありますよね。
今日は、ウォシュレットを知るためにもまずは歴史を探ってみました。
ウォシュレットの歴史
1960年代にアメリカから輸入によって「温水洗浄便座(ウォッシュエアシート)」が販売されているのですね。
最初は医療用や福祉施設用に取り入れられていて、国産化は1989年TOTOにより実現されています。
しかしながら、販売価格は高く、温水の温度が安定しないことから火傷を負う人も居たのだとか。そういったこともあり、1970年代は良いニュースが無かったようですね。
1980年、研究を積み重ねた結果、「おしり洗浄」と「ウォームレット(暖房便座機能)」が付いたレギュラータイプと、それにプラスして「乾燥機能」がついたゴージャスタイプの2機種の販売が開始されました。
1982年、「おしりだって洗ってほしい」のキャッチコピーのインパクトが強かったこともあり爆発的な普及に向かい、2015年時点(販売から約35年)で累計販売台数は4,000台を突破しています。
2010年、家庭での普及率71.6%というデータが出ています。
確かにみなさんも実感があるのではないでしょうか。
日本人の潔癖な資質が、ウォシュレットの普及を後押ししたのかな?
そして、その潔癖資質によって使うことを躊躇する人も多いのかな?
と、頭をぐるぐる。。。さて、みなさんはどうお感じになりますか?
因みに、ウォシュレットはTOTOの登録商標だったのですね!ですので、他のメーカーさんの温水洗浄便座は別の名称で販売されています。
ウォシュレット寿命は7〜10年くらい!
さて、ウォシュレットが普及して35年。早くから家庭に取り入れられている方にとっては、10年選手のウォシュレットからの水漏れにビックリされた方もいらっしゃるのでしょうね。
ウォシュレットは電化製品です。
その寿命は7年〜10年と言われています。
ウォシュレットの洗浄後にチョロチョロと漏れているような感覚になる水はすぐに止まれば問題ないのですが、日常的な水漏れが発生した場合は、水道の元栓を閉め、温水便座の電源コードを抜いて専門業者にお願いするのが得策です。
ご自分で様子を確認するときにも電源コードは必ず抜いてから作業をしてください。発火する恐れがありますよ。
この35年で日本人の快適なトイレライフを司ってきたウォシュレット。
最近では驚きの機能も追加されているようですね。
ぜひ次回のコラムもお楽しみに!