美味しいお料理を生み出すキッチン。子供の頃は、野菜を切る包丁の動きやグツグツ音を立てて煮炊きされていたお鍋の様子が気になって仕方なかったことを思い出します。
栄養面を考えて一品一品手を加えてくれていた家族の温かい思いを大人になってからより有難く感じるものですよね。
きっとそんな思いを受け継いでキッチンに立たれているみなさん、キッチンの水トラブルはお料理ができなくなるだけではなく、神聖な場所を汚されるようで悲しいですよね。
今回は、キッチンの水漏れについてご紹介します。原因と併せてご覧ください。
そして予防出来る部分はぜひ日々一つだけでも取り組んでみてくださいね。
目次
キッチンの水漏れ5大スポットとは?
キッチンの水漏れ要因の多くは、「老朽化」と「破損」。
次の5つの箇所で多く発生しています。チェックしてみてください。
1.蛇口
蛇口には、2つのハンドルを回す「ハンドル混合水栓」と、1つのレバーを使う「シングルレバー混合水栓」に分かれています。
細かいパーツが多い蛇口は、手荒な扱いをしたり、あまりメンテナンスしていないことが原因で破損し、水漏れが起きてしまうのです。
構造自体は簡単なので、大抵の水漏れはご自分で修理出来る範囲ですが、10年以上の老朽化によるものはプロにお願いした方が安全です。
2.排水口・排水ホース
食材かすなどが引っかかり排水口・排水ホースが詰まってしまい、水漏れに繋がってしまうことがあります。
三角コーナーなどを活用しながら出来るだけ固形物を流さない工夫をしましょう。
3.止水栓
キッチン下のシンクが濡れていたら止水栓からの水漏れを疑うようにしてください。
キッチンの下にある止水栓は、部品の劣化が原因で水漏れになってしまうんです。そして、その瞬間、すぐに水道メーターの止水栓を止めておくことがベストです。
4.排水栓
排水栓の水漏れ原因は、経年劣化で亀裂が入ることが挙げられています。
キッチンの水漏れ原因の中でも一番注意したいところ。というのも水栓周りの水漏れはシンク全体を水浸しにしてしまうからです。10年以上経過しているキッチンは一度点検を依頼してみても良いですね。
5.蛇腹ホース
蛇口の排水を支えている蛇腹ホースは、耐久性が弱いため劣化しやすいのが特徴です。
いつものようにキッチン下の収納扉を開けると水がポタポタ落ちているなんてことが多いようです。蛇腹ホースを傷つける可能性があるような物は別の場所に収納しましょう。
キッチンの水漏れは、自分で処置することができる箇所もあります。
蛇口部分のように構造が簡単で、見よう見まねでも対処できる箇所はスピーディに対応できて被害も少なくなりベストですよね。
ただ、老朽化や破損が原因の場合はそれを放置しておくと後々大きなトラブルになってしまうので、早急な処置が必要になります。また、そういった箇所は素人が処置を行うと水漏れが再発したりと逆にトラブルを抱えてしまうことも多いため、プロにお任せし、状態を正確に把握・対処してもらうのがオススメです。