洗面所の水が流れない…、ブクブクと音を立てている…など、つまりが原因で不快な思いをしたことはありませんか?
少しお掃除をサボってしまったがために引き起こるつまりもあれば、根本的な機能が老朽化してつまってしまうこともありますね。
今回は、日常的に水がつまったときの対処法と日々の心がけ掃除術をご紹介します。
洗面所のつまりを引き起こす最も多い原因は、髪の毛。
ドライヤーを洗面所で行っている方は多いと思いますが、その後、床に自分の毛髪がたくさん落ちていることにびっくりしませんか?
私は、ショートヘアですが、かなりの量の髪の毛が抜け落ちています。
調べたところによると、人は1日に自然に抜ける毛髪量が70本〜100本程度と言われているのです。もちろん、生活をしているなかで抜け落ちる総量ですが、特にシャンプーをした時とドライヤーをした時に最も多く抜けているのです。
もっと厳密にはシャンプーのときは水の力で抜けた毛が他の髪の毛とくっついて落ちないことが多くなるので、実際にはドライヤーの時に最も多く抜け落ちていることになりますね。
ドライヤーの後の洗面台には髪の毛が何本も落ちている状況になり、それらの髪の毛を水で流すと、その髪の毛がヘアキャッチャーや排水溝に詰まってしまうことになりますよね。さらに家族が複数人いる場合は、人数分の量を考えるとかなりリスクは上がります。
そんな洗面台の髪の毛問題をいかに日常的に解消するかがポイントに!
対処法と併せて日々の心がけ掃除術を3つに絞ってみました。
1.ヘアキャッチャーを有効活用
洗面台の排水口にはヘアキャッチャーがついているものが多くなってきました。
上記のように、髪の毛が抜け落ちるのは多かれ少なかれ絶対です。
日々の洗面台利用の中で、2日に1回はヘアキャッチャーに溜まった毛髪やゴミを取り除く習慣にしてみてはいかがでしょうか?
気になる方は、髪の毛やゴミを取り除くだけではなく、溜まっていたときに付着したぬめりを歯ブラシなどで取り除きましょう。
2.低コストでつまりを解消!ストロー掃除法
最も安上がりな方法は、ストローを利用することです!
ストローに少し工作を加えて、ヘアキャッチャーでは取り除けなかった毛髪やゴミ、ぬめりを解消しましょう。
- ストローの先端を尖らせるような形で斜めに2ヶ所カット→横から見ると先端が三角形に尖っているような形になります。
- 先端から5ミリ程度の間隔をあけてハサミで切り込みを入れる
- 先端をカットした時と同じ角度で両側から切れ込みを入れる
- そのストローの尖っている先端を排水溝の中に突っ込む
この方法でストローを排水溝に突っ込むと、切れ込みの角度的に刺すときはスムーズに刺せて、引くときは中に詰まっているものが引っかかりやすい形状になっていますので、つまりの原因がヘアキャッチャーのすぐ下や、トラップよりも手前の部分にある場合には大活躍すること間違い無しです。
3.美しい洗面台はさらなる美を追求したくなるものです
実はつまりの解消の近道は日々サボらずちょっとしたお掃除をしておくことにあると考えています。
しかし、ヘアキャッチャーから髪の毛やゴミを取り除く習慣も、洗面台自体があまりに汚れていたら、お掃除するテンションにならないのではないでしょうか?
全体的に美しい洗面台を保つために、雑巾一枚、もしくは100円均一などにも販売されている繊維の細かい「マイクロファイバークロス」を常備しておきましょう。
気づいたときに鏡や洗面ボウルなどをピカピカにしておくことが汚れもゴミも溜めないコツですね。
具体的にはこんな箇所がポイントになってくるのではないでしょうか?
- 洗面台の鏡
- 洗面ボウル
- 洗面ボウルの周辺
- 蛇口の水垢
- 床の水あと汚れ
ぜひお試しいただき、”つまり”ゼロ生活を手に入れましょう!