一日の疲れを癒やす入浴タイム。
日本人の入浴時間は12年間で16%も減っているそうです。その理由は「忙しくてじっくり湯船に入ってられない」が4割にのぼるといいます。
仕事や育児、子育てで入浴は短めにするしかない状況…。
忙しい毎日だからこそ、しっかり時間を確保して入浴したいところではありますが、そうも言ってられない状況はよく理解できますね。
しかしながら、入浴効果は絶大!
優先順位を上げて、入浴タイムを増やしたいものですね。
目次
入浴による効果は?
汗や汚れ、老廃物を洗い流して身体をを清潔に保つことはもちろん、入浴することによって得られる効果を整理してみましょう。
その1.温熱効果で疲れが取れる
体が温まることにより皮膚の毛細血管が広がり全身の血流が良くなり疲れを取る効果がある。血行促進による肩こりや腰痛、冷え、むくみ等が改善される。
その2.水圧効果で血行が良くなる
水圧による全身へのマッサージ効果、血液やリンパの流れを促進し血行が良くなる効果がある。
その3.浮力作用でリラックス効果がある
筋肉や関節への負担を軽減することによって全身の緊張を緩め心身をリラックスさせる効果がある。
ぐっすり眠りたいとき、疲れがどっぷり溜まっているなぁと感じるときは特に温かいお風呂に浸かりたいなぁと自然に思いますよね。
日々のストレスも溜め込まずお風呂で綺麗さっぱり流したいみのですね。
そんな健康にも欠かせないお風呂ですが、気付いたらいわゆる『ピンク汚れ』が出現していませんか?一日のうちで一番リラックスできる場所にするためにも撲滅しましょう!
今回は、特に発生しやすい『ピンク汚れ』の撲滅・予防方法をご紹介します!
気がつくと汚れている…『ピンク汚れ』の特徴
ピンク汚れの正体は、カビより増えるスピードがはやい!【ロドトルラ菌】。
石鹸カスや皮脂などが大好きで、栄養源になります。
これに水分が加わると一気にピンク汚れに。
また、洗剤に強い菌で、頻繁に発生するという特徴があります。
発生場所は…
- 排水口まわり
- 床
- シャンプーやコンディショナーボトルの底
- 石鹸受けの下
- 椅子や洗面器の裏
うっすらピンク汚れは、洗剤で落ちたと思いきや目に見えない菌が残っていることがほとんど。すぐに汚れ戻りが発生します。
『ピンク汚れ』はエタノールで大掃除!
発生してしまったピンク汚れにテキメンな消毒、殺菌方法は、エタノールを使用すること!
しっかり落としてしまいたい大掃除では、キッチンペーパーに含ませてパックしましょう。
『ピンク汚れ』を防止する方法は?
ピンク汚れの防止には、温度と湿度を下げることが効果的です。
入浴後は壁に水のシャワーをかけて温度を下げると効果があります。掃除したあとは仕上げに浴室全体に冷たい水をかけましょう。
その後、余裕があれば水気を残さずタオルで拭き取ってしまうことです。
全体的に拭き取るのが面倒な場合は、ピンク汚れがつきやすい部分を拭き取りましょう。
また、浴室乾燥機がついている場合は【乾燥】モードで2時間、ついていない場合は換気扇を一晩中まわしておきましょう。
ピンク汚れが発生しない浴室を目指して、リラックスタイムを楽しみましょう!