水漏れが起こると、慌ててしまいどこから対処するべきか迷ってしまいがちです。
今回は、そんな緊急事態が起こった時のために、知っておきたい水漏れ緊急対応マニュアルをまとめました。ぜひ参考にしてください。
目次
1、被害を最小限に食い止める!
水漏れが起こったら、まずは被害が拡大しないように必ず行って欲しい作業があります。それは水の「元栓」を締めることです。ガスの元栓ならどこにあるか知っているけれど…と迷ってしまう方もいるかもしれませんね。実は住宅のタイプごとに設置場所が異なっています。
・マンション(世帯戸数の多い住居)
玄関前にある「パイプシャフト」という扉の中に水の元栓があることが多いです。まずはこの扉をあけてみてください。
※お隣の水道の元栓と間違えないようしっかり確認しましょう!
・アパート(世帯戸数の少ない住居)
駐車場などの共用スペースに設置されているケースがあります。また、地中に埋められていることも多いので確認してみましょう。
見当たらない場合は、パイプシャフトにある場合もあります。
・戸建
地面の中のボックスに設置されています。
元栓を閉めた後は、水が床や壁に染み込んでしまうのを防ぐために、タオルなどを巻き付けたり、バケツで水を受けておくようにしましょう。
2、業者に修理を依頼しよう!
水漏れの応急処置を行なったら、修理に移りましょう。
ゴムパッキンの破損などの場合、新しいものに変えるだけなので素人でも修理ができますが、中には業者にお願いをしないと修理が難しいものもあります。「よくわからないけれど自分でなんとかしよう!」といじった結果、被害を大きくしてしまうなんてことも・・・。
修理が難しそうだと思ったら、すぐに業者に依頼をするようにしましょう。
24時間、いつでも対応してくれる業者も多いので、迷わず連絡をすることをお勧めします。電話で状況を伝え、見に来てもらうように手配します。
この時、事前に見積もりを出してくれる業者を選ぶことがポイントです。残念ながら、勝手に修理を始めら、法外な修理費を請求してくるような悪質な業者も少なくありません。
▼失敗しない業者の選び方はこちらでご紹介しています。
https://lp.9924.biz/info/436/
アパートやマンションなどの賃貸物件の場合は、自分で業者を手配するよりも、管理会社や大家さんに連絡をする方が良いケースがあります。というもの、水漏れトラブルは壁の中など目に見えない場所が原因であることもあるためです。こういうケースの場合は、居住者ではなく、大家さんや管理会社に修理する義務があります。
賃貸物件にお住いの場合は、まずは大家さんや管理会社に連絡をしてみましょう。
3、保険・保証を確認して!
水漏れの修理が終わったら、火災保険の請求をしましょう。水漏れの場合、水道設備の修理代金は保険で下りませんが、水漏れによって破損や汚損したものは保険で保証してくれます。加入している保険の内容によってもカバーできる範囲が異なるので、ご自身が加入している火災保険の内容を確認してみてください。
申請の仕方がわからない方も多いと思いますが、保険会社に確認をすれば申請方法を教えてもらえますので、ぜひ実践してみましょう。
▼水漏れは火災保険の保障適用内?
https://lp.9924.biz/info/430/
さいごに
いかがでしたか?今回は水漏れが起こった際に実践したい手順をまとめてみました。
各項目、簡単にまとめていますので、もし詳しく知りたい場合は他の記事も参考にしてみてくださいね。