自分の家に浄水器をつけたいと考えた時、浄水器に色々なタイプがあると知って驚いた人もいるのではないでしょうか。
ひとことに浄水器といっても様々あり、導入するならよく調べておくことが必要です。
今回は蛇口につけるタイプを中心に、選び方やおすすめ製品を紹介します。
目次
様々なタイプがある浄水器
浄水器とは、その名の通り給水管から出た水道水をより綺麗にして流す機器です。
より安心・安全で美味しい水を飲んだり料理に使ったりできるとして、導入を考えている人もいるのではないでしょうか。
浄水器には様々なタイプがあり、形状も使い方も大きく変わります。
よく調べて購入しないと、家にある水道機器と合わなくて設置できない…ということになりかねません。
また浄水器の形状によっては取り付け工事が必要で、浄水器をつけるだけでも多額な費用がかかる場合もあるのです。
そのため、浄水器は家の水道も含めてよく調べてから購入するようにしましょう。
浄水器の選び方
初めて浄水器を使う人はどう選べば良いのか分からず、迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで製品の選び方について簡単に解説します。
設置方式とタイプで選ぶ
浄水器を選ぶ際に最も大きなポイントになるのが設置方式と洗浄機のタイプです。
費用や見た目に直結する項目であり、重視する人も多いでしょう。
先に紹介したように、洗浄機には様々な形状があります。自分の家に合ったものを選びましょう。
浄水器のタイプは大きく分けて
- 蛇口直結型
- 据え置き型
- ビルトイン型
の3タイプが主流です。
他にも種類はありますが、後付けで浄水器をつけることになるなら上記のタイプから選ぶことになるでしょう。
それぞれの種類についての特徴とメリットについては「浄水器の種類」で後述します。
ろ材で選ぶ
浄水器には水をろ過する「ろ材」という素材が入っています。
ろ材には
- 活性炭
- 活性炭+ろ過膜
- 逆浸透膜
の3種類があります。
どれも不純物を取り除くという点では同じです。ただしミネラルなどの体に良い成分を通すかどうかなどの違いがあります。
こだわりがある人はろ材も確認しておくと良いでしょう。
活性炭は塩素などを除去してくれますが、安いものは頻繁な取り換えが必要になります。長い目で見ればお金がかかるので注意しましょう。
活性炭+ろ過膜は浄水器の中ではもっとも主流なろ材です。活性炭と化学繊維のろ過膜を合わせています。
活性炭とろ過膜がろ過材となっているものは、仕様書にある「最少口径」をチェックして選びましょう。
この最小口径が小さければ小さいほど細菌などを通しにくく、より安全な水を提供できます。
逆浸透膜は水分子以外の一切の物質を除去するろ材です。
不純物が一切ない水が得られますが、その代わり体に良い成分なども取り除かれてしまいます。
またろ過に時間がかかったり、全体の7割が廃棄水になってしまったりするという面もあります。
水で選ぶ
ろ材と同様、浄水器によって提供される水は違います。
アルカリイオン水と酸性水、ミネラル水など様々です。
たとえば酸性水は、飲用や食用ではなく洗顔等に向いている水になります。
水質が違っていれば向いている用途も違うため、こちらもきちんと確認しておきましょう。
カートリッジの寿命も要確認
浄水器にはカートリッジと呼ばれる部品があります。この部品の寿命も確認しておくと良いでしょう。
カートリッジの寿命が尽きると浄水器も使えません。その場合はカートリッジの交換が必要になります。
カートリッジの寿命は短いもので半年、長いもので2年以上です。
新しいカートリッジに交換するのは当然お金がかかります。もちろん故障することもあるでしょう。
長期的にかかるコストも考えながら選んでいくのがおすすめです。
浄水器の種類
浄水器のタイプについて紹介します。
先に解説した主流の蛇口直結型・据え置き型・ビルトイン型以外のタイプも見てみましょう。
蛇口直結型
蛇口の吐水口に直接取り付けるタイプです。
機器本体も安価で、取り付け工事も必要ありません。そのためコストはかなり抑えられます。
蛇口に取り付けるのが浄水器本体なので他に機器がなく、場所をとらないのも魅力的です。
ただ、本体が小さいとカートリッジのサイズも小さくなるため、寿命が短いものが多いという面もあります。
その分カートリッジの交換も必要になりがちです。
また吐水口部分は雑菌が繁殖しやすいため、常に清潔さを保っておく必要もあります。こまめに掃除しておきましょう。
安く手軽に美味しい水を飲みたい・使いたいという人におすすめできます。
据え置き型
キッチンに本体を置き、ホースで蛇口と繋いで不純物を除去するタイプの浄水器です。
本体価格は約2万円~10万円と蛇口直結型より高価になります。その代わりカートリッジは丈夫なのでそれほど交換も必要ありません。
水とお湯が同時に浄水できるため使い勝手も良く、シンク下も場所をとらないのが魅力です。
一方で据え置き型を設置するにはシンクとカウンターに穴を空ける工事が必要になります。
ビルトイン型(アンダーシンク型)
シンクの下に本体を置き、蛇口と浄水器が一体化したタイプの浄水器になります。
据え置き型のように蛇口の側に本体を置いたり、蛇口直結型のように取り付けたりしないのでシンク周りがすっきりします。
見えない場所に浄水するタンクを置くため、見栄えも良いです。
無論性能も良いため、見た目と浄化能力両方をこだわりたい人にもおすすめできるでしょう。
本体は決して安くない上に設置するにも工事が必要なので、導入コストは高くなります。
セントラル型
セントラル型は水道管の元栓に直接接続するタイプの浄水器です。そのため基本的には屋外に設置されます。
そのため家全体の水を一元浄化することができるタイプなので、家全体の水を浄水したい場合はおすすめです。
メーカーによってはコンパクトなサイズの浄水器もあり、場所を取りません。
丈夫なので頻繁なカートリッジの交換やお手入れも、そこまで必要ない点も魅力です。
値段は据え置き型よりもさらに高価で、安くても10万円、高いと20万円以上に上ります。
値は張りますが、キッチンだけでなく風呂場やペットの水にも気を配りたい人におすすめです。
シャワー型
シャワー型はお風呂用の浄水器です。その名の通りシャワーと浄水器が一体化したものになります。
浄水器といえばキッチン周りや飲料水というイメージが強いですが、お風呂で使う水も不純物が気になるという人もいるのではないでしょうか。
セントラル型のような大掛かりな設置はできないものの、シャワーの水をきれいにしたいという人におすすめです。
おすすめの蛇口直結型浄水器
浄水器も様々なメーカーが販売しており、どれが良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。
ここではおすすめの蛇口直結型浄水器を紹介します。
いずれのメーカーも蛇口直結タイプだけでなく様々な形状の浄水器を販売しているので、気になる人は参考にしてみてください。
三菱ケミカル・クリンスイ
浄水器で特に有名なのが三菱ケミカルのクリンスイです。
独自で中空糸膜フィルターを開発しており、10種類を超える有害物質を除去できるとして高く評価されています。
デザインもキッチンに馴染みやすいシンプルなデザインが多く、見た目を気にする人にもおすすめです。
クリンスイは蛇口直結型の浄化器として「MONO」というシリーズを販売しています。
カートリッジの交換時期が来ると通知してくれるアプリがあるのも魅力です。
その他に容器に溜めた水道水を浄化するポット型や、ビルドイン型の浄水器を扱っています。
パナソニック
家電で有名なパナソニック。実は浄水器も扱っています。
蛇口直結型浄水器のカートリッジは長くても半年ほどで切れてしまうことが多いです。
しかしパナソニックのものは約1年間と長命なので、手間がかかりません。
17種類の不純物を除去できる高性能のフィルターも搭載されています。吐水口部分も取り外せるので掃除も簡単です。
パナソニックでは蛇口直結型以外に据え置き型の浄水器や水素水生成器なども販売しています。
東レ
浄水器は東レも人気です。あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、あらゆる素材を研究開発している企業となります。
東レの浄水器といえば「トレビーノ」というシリーズです。
蛇口直結型の浄水器は前面にデジタル表示画面がついていて、カートリッジの交換時期も知らせてくれます。
吐水口部分も取り外せるため、掃除がしやすいのも魅力です。
浄水も、10項目以上の不純物を除去してくれるので性能も高いといえるでしょう。
東レは蛇口直結型以外にはポット型などを取り扱っています。
蛇口直結型浄水器を取り付ける際の注意点
蛇口直結型の浄水器は自分で取り付け可能です。
詳細な取り付け方と使う部品は蛇口の形によって変わってきます。
蛇口にも様々な種類があり
- 吐水口の外側が膨らんでいる丸型蛇口
- 外ネジの泡沫水栓
- 内ネジの泡沫水栓
- 吐水口の内側が膨らんでいないその他の水栓
などがあるので、自分の家の蛇口はどのタイプなのかを調べておきましょう。
もちろんクリンスイのように複数の形状の蛇口に対応しているメーカーが多いです。
しかし全てに対応しているとは限りません。
蛇口に取り付けられるかどうか、は蛇口直結型の浄水器を導入する場合最も注意しなければならないポイントです。
オプションで付けられることもあるので、形状が合わないことが分かったらメーカーに相談してみることをおすすめします。
蛇口直結型浄水器は蛇口の形状を調べておこう
蛇口直結型の浄水器を中心に、選び方とおすすめの製品について解説しました。
今までは何となくで浄水器を選んでいた人もいるかもしれません。
色々な形状があるだけでなく、製品によってどの水質の水を得られるのか、何が除去されるのかも変わっていきます。
美味しい水を飲みたい・きれいな水でお風呂に入りたいなど、希望があるならそれに合わせた浄水器を選ぶと良いでしょう。
蛇口直結型を選ぶなら、先に取り付けたい蛇口がどのタイプのものなのかも調べておいてください。
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